人生もゲームもあまり大きく変わらないことがあります。
それは、いきなりレベル99から始まっても、またはラストステージから始まっても、敵が最後までスライムやクリボーでも、ラスボスへのダンジョンが障害無しモンスター無しの一本道でも、それは全てつまらないということ。
そこに困難があって、その障害を乗り越えて、クリアするという、その達成感が人々を惹きつけている、刺激的にさせているということ。
この点において人生もゲームも変わらない。だからゲームは人をのめり込ませるのだろう。
自分自身もゲームにはまりにはまりまくった子どもの一人でした。
時には、寄り道して、カジノで遊んでみたり(fromドラクエ)、クリボーを着地せず連続で踏みまくって1UPしてみたりボーナスステージ行ってみたり(fromマリオ)する。
アイテムを集めること、新しい呪文を覚えること、攻撃力や防御力が上がること、これは全て自分自身を武装する、つまり自分自身を高めるということ。
繰り返しになりますが、人生は幾度も困難にぶつかって、その障害を乗り越えて、その度に成長しながら前に進んでいきます。これが刺激的であるわけです。
このことをミスチルが伝説の曲『終わりなき旅』の中で歌詞にして的確に表現してくれています。
高ければ高い壁の方が登った時気持ちいいもんな
この曲この歌詞に、これだけ共感する人が多く、心が熱くなる人が多いのは、
人生は常に障害物が立ちはだかって、それを越えようとし成長し、実際に越えていくことが刺激的であることを示しているのだと思います。
マスローが言うように、人間には自己実現欲求があり、その自己実現のハードルをどんどん上げながら人間は成長していきます。
その夢は何でもいい。でも、夢や目標があれば人生は最高に熱くなれるわけです。
人生ってのは常にそれを探し続け、超え続ける旅であるわけで。
意外かもしれないですが、あのマザーテレサ氏も人生に関して以下のように言っています。
人生はひとつのゲーム 人生を楽しみなさい人生はひとつのチャンス 人生からなにかをつかみなさい人生はひとつの美 人生を大事にしなさい人生はひとつの喜び 人生をうんと味わいなさい人生はひとつの挑戦 人生を受けてたちなさい人生はひとつの責任 人生をまっとうしなさい人生は富 簡単に失わないように人生は神秘 そのことを知りなさい人生は悲しみ それを乗り越えなさい人生は冒険 大胆に挑みなさい人生は幸運 その幸運をほんものにしなさい人生はかけがえのないもの こわしてしまわないように人生は人生 立ち向かいなさい
ただ一つ違うのは、そこにリセットボタンがないことでしょう。
つまり、過去に戻れないという制約がついていること。
このように、ゲームは人生ではないですが、人生は一つのゲームと考ることができます。
人生ゲームもドラゴンクエストもスーパーマリオもその点で凄くよく出来ていると思う。
ワンピースが多くの人の心を惹きつけるのも、多くの人があのような刺激的な人生を送りたいと思っているからだと思うのです。
少しは話はそれるが、この20年くらいでゆとり教育が重視されたりと、個性を重視する世の中になってきました。
その過程で、「世界に一つだけの花」とか「自分なりの成功を…」的な価値観が世の中に浸透してきました。
世界に一つだけの花では以下のように言っている。
それなのに僕ら人間は どうしてこうも比べたがる?一人一人違うのにその中で 一番になりたがる?そうさ 僕らは 世界に一つだけの花 一人一人違う種を持つその花を咲かせることだけに 一生懸命になればいい
それは、もちろん素晴らしいことだと思う。
でも、個人的にはあまり好きではない。
そうやって言えば、幾らでも自分が頑張ってるとか自分自身を説得できてしまうから。
だから明確にし数字にし宣言する。
試合に負けた後に「負けたけど、今まででベストゲームだったよ、頑張ったよ」とか言われたくないし、言いたくもない。
繰り返すが、だから、自分は数字にして宣言する。
自分の場合は、創業する金融×ネット×教育の企業を55歳までに時価総額100兆円まで持っていく、そして、そこから100兆円規模の財団を創り上げる。
この箱があれば幾らでも自分が成し遂げたいことを出来る、定量的だから「頑張った」なんて言い訳もできない。
ちなみに、自分の創り上げたい世界は、
南極の氷が全て溶け落ちる程、熱くなっている世界
それは、つまり、
世界中の人々が絶対に成し遂げたい夢を持って、燃え上がっている状態。その夢に全力で走り続けている世界。
これが、自分の創り上げたい世界。
絶対に達成するし、人生というゲームを最高に熱く生きる人達を一人でも多く増やしたい。
相変わらず、こちらは気合いMAXですが、150%で一瞬一瞬を駆け抜けていきましょう!!
いつも有難うございます。
追伸:帰国しました。現在は本社で上場企業オーナーのウェルスマネジメントを担当しています。これまでで最もハイレベルでチャレンジングなポジションですが、しっかりと全うしたいと思います。海外の皆様ありがとうございました。また、日本の皆様、改めて宜しくお願い致します。