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欧米訪問その6 【スイス・チューリッヒ/ルチェルン】

【スイス・チューリッヒ/ルチェルン】

下記とは別に、SMU Module 4 (スイス編) その1 【スイスPB大手各社のClient Advisory Style】の記事を参照ください。

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(チューリッヒの美しい街並)

 

【現地の金融機関などとのMTGや情報交換からの学び・雑感など】

・スイスでの驚きは英語教育の高さ、物価の高さ、そして街の美しさでした。

・スイスは3つの文化圏に分かれており、ジュネーブ(Geneva)はフランス圏、チューリッヒ(Zurich)はドイツ 圏、そしてルガーノ(Lugano)はイタリア圏。

・経済としては金融・時計・観光が有名。

・金融に関しては、トレーディングなどの業務は今までスイスが主流だったがアジア(特にシンガポール・香港)に集約されてきている。

・クレディスイスやUBSやジュリアスベアーのスイス大手プライベートバンクにも6-7人くらいの日本担当チームがいる。今でも日本のオフショアビジネスを行っている。

・UBSの日本法人などは日本からスイスへのオフショアの送金などを、かなり前から斡旋して資産導入を行っていた。

・プライベートバンクから独立したバンカーが個人業者として独立するケースが多い。なぜならスイスは顧客からサイン一つもらうだけで一任勘定取引ができるので。そういった個人業者が機関投資家セールスの顧客にもなっている。 ・大地震後の日本の株式市場の大きな下落後には、多くの買いオーダーが来た。

・スイスで飛び込み外交をやっているようなセールスはあまりない。

 

(所感)

・私が他社のアジアの日本人マーケットのバンカー達から聞いた情報では、ほとんどスイスの日本担当バンカーはいなくなったと聞いていた。

しかし、現状はスイスバンク大手だけでその人数なので、他社にも日本人が構えていると想定できるし、また個人業者の日本担当も多く存在するのでしょう。

また彼らがオフショア口座の日本からの斡旋を日本のUBSやクレディスイスなどと協力したりして、かなり以前から始めていたことなどを考えると、アメリカ政府からの規制でスイスの地位は衰えているとはいえ、プライベートバンクのサービスレベルの進展度からいうと、現地のバンカーやトップ層との定期的な情報交換は非常に重要だと考えられた。

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(ルチェルンのこれまた美しい街並)

 

【その他気付き・雑感など】

・ルガーノをミラノからのユーロスター(新幹線)で見た。欧州の富裕層の別荘地であるコモ湖に繋がっていて多くの金持ちがいる場所。静かで、かつ、美しい町並み過ぎる、そりゃ富裕層好きだし集まるわと感じた。 

・物価はとにかく、高すぎる、ちゃんと飯食べるのに安いとこでも1000円弱だから日本の700円前後、シンガポールの500円に比べて遥かに高い。(スタバとかはほとんど同じ)(もちろん円も高いが、フランも高いので当然なのだが。)チューリッヒ(Zurich)の新築マンション(3部屋くらいかな)がサービス・家具なしで40万くらいなのでこれもシンガポールより遥かに高い。

・町並みが本当に美しすぎる。そりゃ、人気あるわな。家も立派だし富裕層の国って感じかな。基本的には山国なんだな、その山と湖の町がとてもきれいだ。

・チューリッヒはドイツ文化だから酒場も多い。早朝からたくさんのビジネスマンが出社していた、さすが金融街。何でもそろってて、物価の高さ以外は、とても住みやすそうな町。英語もどこでも通じるし悪くないね。

・カジノは基本的に小さいのがぽこぽことある感じ。ここでも中国人多すぎだった、あと結構若者が遊んでるイメージ。あんまり金持ちが来てる感じに見えなかったが、カジノの隣にあった暗闇にも見える方に富裕層らしき人が出入りしていたので、VIP用の隠しカジノだったのかな。

・ロケーションがとてもいい。欧州からの距離という面では立地は最高 ・ピカソなど、有名なアーティストの美術品の在庫も多く、美術館もあちこちに。今まであまり興味のない世界だったが、素晴らしい多くの絵に出会った。芸術派ってイメージやその人の世界観なんだなと、何かひとつひとつの絵達に感動を覚えれるようになった気がする、